豊顕寺さんは,三ツ沢公園の近くです。三ツ沢上町駅からせせらぎ緑道に入って直ぐです。

法照山豊顕寺は、法華宗陣門流総本山本成寺末の寺院です。三河国多米(ため)村(現在の愛知県豊橋市多米町)の郷士で、伊勢新九郎長氏(北条早雲)に重用された多米元興(ためもとおき)は、先祖供養のため、永正12年(1515)多米村に本顕寺を建立しました。元興の父・元益は、伊勢七騎の一人でした(伊勢氏は後に北条氏と称します)。元興は、天文年間(1532〜1555)北条氏が関八州(かんはっしゅう)を領有していたころ、青木の地に城砦を構えていましたが、後に連信斉と名乗り、三ツ沢のこの地に隠棲し、本顕寺を移して豊顕寺と改称しました。元興の没後、その子・長宗は、青木城を領し、元興の隠棲の地を当寺に寄進し、堂宇を造営したので、地方にはまれな巨刹となったのです。」という謂れのようです。
で,裏手の山を「市民の森」として整えられてらっしゃるようで,三ツ沢公園とも繋がってます。

櫻の名所のようでもありました。
藤棚をあるようですし,ここも緑が良さそうでした。